健康診断– health check –

健康診断について

愛犬・愛猫が健康で長生きするためには、病気の早期発見・早期治療がとても大切です。
しかし、動物は言葉を話せないため、体調の変化に気づいたときにはすでに病気が進行していることも。
そこでおすすめなのが、定期的な健康診断です。

このページでは

  • 健康診断の内容
  • 健康診断のメリット
  • 健康診断を受ける頻度

について詳しく解説します。
当院では犬猫の健康診断を実施していますので、健康診断を受けてみたい方はお気軽にご相談ください。

診察している柏原獣医師

健康診断で行う主な検査

健康診断では、体の状態を詳しく調べるためにさまざまな検査を行います。

視診・触診・聴診

獣医師が目や耳、口の中の状態をチェックし、しこりや皮膚の異常がないか触診します。
また、聴診器を使って心臓や肺の音を聞き、不整脈や異常な雑音がないか確認します。

血液検査

血液を採取し、貧血や感染症、肝臓・腎臓の状態などを詳しく調べます。
特にシニア期(7歳以上)の犬猫では、腎臓病や糖尿病の早期発見につながる重要な検査です。

尿検査

尿を調べることで、腎臓や膀胱の病気の兆候を発見できます。
血尿や結石の有無、糖尿病の可能性などもわかるため、健康管理に役立ちます。

レントゲン検査

胸部や腹部のレントゲンを撮影し、心臓・肺・肝臓などの形や大きさに異常がないかを確認します。
また、関節の異常やヘルニアなども発見しやすくなります。

超音波検査

超音波を使って、レントゲンでは見えにくい内臓の状態を詳しく確認します。
心臓の動きや腫瘍の有無を調べるのに役立つ検査です。

健康診断を受けるメリット

  • 病気の早期発見・早期治療ができる
  • シニア期の健康管理に役立つ
  • 生活習慣の見直しができる

病気の早期発見・早期治療ができる

犬や猫は病気を隠す習性があるため、飼い主さんが気づいたときにはすでに病気が進行していることも。
定期的な健康診断を受けることで、初期の異常を見つけやすくなります。

シニア期の健康管理に役立つ

犬や猫は7歳を過ぎると、腎臓病・心臓病・がんなどのリスクが高まります。
健康診断を受けることで、加齢による体の変化を把握し、食事の変更やご自宅でのケアについて見直すことが可能です。

生活習慣の見直しができる

健康診断の結果をもとに、食事や運動量を見直すきっかけにもなります。
肥満や歯のトラブルなど、日常のケアで改善できることも多いため、予防の意識が高まりますね。

健康診断はどのくらいの頻度で受けるべき?

若い成犬・成猫では、年1回の健康診断がおすすめです。
7歳以上のシニア期では、年2回の健康診断でしっかりと病気のチェックをすることで、いざという時の早期発見・早期治療が可能になります。
シニア期は病気のリスクが高まるため、健康診断は重要です。

「うちの子は元気だから大丈夫」と思っていても、目に見えない病気が進行していることもあります。
病気の早期発見・早期治療のために、定期的な健康診断を受けて、大切な愛犬・愛猫の健康を守っていきましょう。

当院では、犬猫の健康診断を実施しています。
検査内容についてさらに詳しく知りたい方や、健康診断を希望される方は、お気軽にご相談ください。

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