CT検査装置導入のお知らせ

NAOMi-CT 3DスライドL

CT検査装置導入のお知らせ

この度、当院では2025年10月1日にCT検査装置を導入することとなりましたい。
これにより、より精密で迅速な診断が可能となり、皆様の大切なペットの健康管理に一層貢献できるようになりました。

目次

CT検査について

CT(コンピュータ断層撮影)検査は、X線を用いて体内の詳細な断面画像を取得する検査方法です。
従来のレントゲン検査では確認しづらかった内部構造や病変を、より正確に評価することが可能です。

CT検査の活用例

CT検査装置を用いることでレントゲン検査ではわからなかったような病気も見つけることが可能になります。

具体的には以下のような診断に役立ちます。

  • 腫瘍の検出と評価
  • 骨折や関節疾患の診断
  • 内臓疾患の評価

CT検査を活用すると、検査でより多くの病気が診断できることがメリットです。
また、病気の早期発見早期治療に繋がりやすくなるため、重症化する前に治療できる病気が増えますね。

麻酔について

CT検査は高精度な画像を取得するため、検査中に動物が動かないことが重要です。
そのため、一般的に全身麻酔や鎮静が必要となります。

全身麻酔に不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
当院では、全身麻酔のリスクと動物の負担を最小限に抑えるため、熟練した獣医師が適切な麻酔方法を選択しています。
麻酔前の検査や麻酔中のモニタリングも徹底して行うことで、安全な麻酔を心がけています。

CT検査の流れ

CT検査は以下のような流れで行なっていきます。

  1. 事前検査:麻酔の安全性を確認するため、血液検査や身体検査を実施します。
  2. 麻酔導入:動物の状態に応じて、適切な麻酔を行います。
  3. CT撮影:短時間で高精度な画像を取得します。
  4. 覚醒と回復:麻酔からの覚醒を確認し、安定するまで経過を観察します。
  5. 結果説明:取得した画像をもとに、診断結果と今後の治療方針をご説明します。

導入したCT検査装置について

当院が導入したCT検査装置は「NAOMi-CT 3D-スライドL」です。

「NAOMi-CT 3D-スライドL」の特徴は

  • 高精細な3D画像
  • 短時間の撮影
  • スライド式で大型犬にも対応可能

などです。

動物の負担を最小限に抑えつつ、小さな病変も見逃さず、より正確な診断が可能になりました。

当院では、CT検査装置を活用し、より正確で迅速な診断を提供することで、皆様のペットの健康維持に努めてまいります。
ご不明な点やご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら
0265-76-8625
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診察時間
9:00〜11:30
17:00〜18:30
休診日:水曜日
注)水曜日が祝日の場合も休診となります
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監修獣医師

柏原 誠也 獣医師のアバター 柏原 誠也 獣医師 伊那竜東動物病院 院長

2013年に宮崎大学獣医学科を卒業し、勤務獣医師を経て、兵庫県の動物病院グループ 医療センター長補佐・院長を歴任する。
2023年には動物病院京都本院の院長に就任する。
2024年に伊那竜東動物病院の院長に就任し、地域に高度な獣医療を提供している。

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